• 2019年4月21日

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【舞台挨拶緊急決定!】 初日大盛況だった『がんになる前に知っておくこと』、本日公開2日め。昨日に引き続き、三宅流監督のご来館急遽決まりました。上映後に舞台挨拶をしていただきます。

 2019年4月19日


 レバノンの首都ベイルート。かつて中東のパリといわれながら、長い内戦で荒廃した 街が、今建設ラッシュを迎えています。明日からスタートする『セメントの記憶』は、ベイルートの高層ビル建築現場で働くシリア難民たちを捉えたドキュメンタリーです。水平方向に広がる美しく晴れた青空と眼下に見下ろす美しい海の絶景と、建設工事に従事する彼らの垂直の上下する生活には、全く重なることがない世界であるかのように見えます。同じくシリアからの難民であるジアード・クルスーム監督の視点で描かれる世界に、シャープな映像と鮮烈な音の洪水が溢れかえります。

 医療ドキュメンタリー『がんになる前に知っておくこと』も明日から。義妹をがんで亡くした上原プロデューサーの発案で作られた作品です。治療について初歩的なことから専門家に尋ねる15の対話で、もしもの場合のための心の準備をしていくような構成になっています。明日初日にはトークイベントもあり! 室圭先生(愛知県がんセンター中央病院副院長/薬物療法部長)と三宅流監督をお迎えして、お話をしていただきます。

 1980年に作られた伝説の自主映画『風たちの午後』、デジタルリマスターされて復活です。その後、『三月のライオン』『ストロベリーショートケイクス』『スティライフオブメモリーズ』などの傑作を連発することに矢崎仁司監督が、弱冠24歳にして世に問うた恋愛映画です。同居する女性2人の友情以上の関係を、まだジェンダーの概念も一般的でなく、ましてやLGBTという言葉の使い方などされていなかった時代に、このような映画が作り出されてたことには驚きしかありません。

 韓国ホラー史上第2位の成績を上げた『コンジアム』も明日から。イワクツキの病院の廃墟に忍び込むYouTuber4人組が(そして、それを見ている誰もが)体験する戦慄の恐怖体験。GoProやドローンなど、ガジェット感満載な装備が彼らの冒険を、物語の展開を、そして映画そのものの機動力をあげていきます。

 わずか29歳で世を去るまでに、傑作映画を4本だけ残した、夭折の天才ジャン・ヴィゴ。その全作品『アタラント号』『新学期操行ゼロ』『競泳選手ジャン・タリス』『ニースについて』をデジタルリマスター版上映も2週め。繊細で瑞々しく、しかも実験精神豊かな表現を追求した、煌めくような映画の美しさをご堪能いただきたく思います。

 舞台挨拶のご案内を。4月27日(土)公開の『主戦場』公開初日にミキ・デザキ監督、そしてその翌日、4月28日(日)に『ドキュメンタリー映画 岡本太郎の沖縄』公開初日に葛山喜久監督ご来館決定です。舞台挨拶していただきます。また舞台挨拶に関しまして、名古屋シネマテーク通信5月号に『山〈モンテ〉』初日舞台挨拶の記載がありますが、現段階ではまだ決定しておりません。詳細決まりましたら、ご案内します。


 2019年度の鑑賞会員募集を開始しております。2018年度の会員証の有効期限は、3月31日までとなっておりますので、ご注意ください。5月末日までは入会金なしでご継続いただけますので、今年度に引き続いてのご継続手続きをよろしくお願いいたします。新規のご入会も、もちろん、いつでも承ります。また、2010年度から新設しました学生会員料金、今年も継続です。大学生・大学院生・専門学校生・予備校生・高校生・中学生の皆さんは、ご入会いただくと、当日料金が1000円になるサービスです(一部作品は除きます)。また、60歳以上の皆様にも、同じく当日料金1000円でご入場いただけるシニア会員のサービスがございます。ご協力店での会員特典も少し増えました。ぜひご利用ください。詳細はこちらです。