• 2019年8月16日

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 ウルグアイからやってきた抱腹絶倒の『ハッパGOGO 大統領極秘指令』、いよいよ明日からです。ムヒカ大統領のもとで、密輸組織の資金源を絶つために実際に医療大麻を合法化したウルグアイ。そこで必要になった大麻をアメリカから大量に輸入するという暴挙を描く、虚実混じりあい、勇気あふれるコメディ。「世界一貧しい大統領」ことホセ・ムヒカご本人も「大統領役」で登場! 低予算を逆手に取ったフットワークの軽さが、あたかも現実の陰謀めいた筋立てを、駆け抜けるように活写します!

 東京藝大在学中から、映像センスを注目されていたUMMMI.こと石原海監督。金子遊プロデュースによる長編劇映画『ガーデンアパート』、明日から公開です。若き日に夫をなくし、エキセントリックな性格に拍車がかかる奇妙なバーの女主人京子と、甥の太郎と恋人のひかり、そして京子の店に出入りする得体の知れない人々が織り成す、一夜の人間模様。きらびやかで物哀しく、そしてまたエクスペリメンタルなメロドラマです。

 京都造形芸術大の卒業制作として作られ、PFFアワードでグランプリ&ひかりTV賞、なら国際映画祭2018学生部門ではゴールデンKOJIMA賞&観客賞を受けて、大きく羽ばたいた『オーファンズ・ブルース』も、明日から公開です。孤児院での幼なじみを捜すエマ(村上由規乃)の旅を、永遠に夏が続く異国のどこかであるかのように描きます。工藤梨穂監督ほか、卒業制作だけに、主演の村上由規乃や辻凪子ほか、キャスト・スタッフの多くは同世代。その奇跡のような共同作業が作品の瑞々しい魅力を支えているのかもしれません。工藤監督のご来館、上映最終日の8月23日(金)に決定とお伝えしましたが、ご来館は初日8月17日(土)に変更となりました。明日です。舞台挨拶、ご期待ください。

 幼少時の難病を、多額の善意の募金で救われた高校生の少年高月望来(望月歩)。お盆をはさんで第2週めの『五億円のじんせい』は、不幸な境遇から立ち直ろうする健気な少年の役回りを演じることに、大きなストレスを感じ、家出して自活しようとする彼の旅と成長を描くエンターテインメントです。彼を支えることになる人々を演じる、西田尚美、平田満、森岡龍、諏訪太郎、そして、山田杏奈らの存在感が光ります。原作のないオリジナル企画を映像化した脚本家蛭田直美と文晟豪監督の若い才能にもご注目を! 最終日の8月23日(金)上映後に文晟豪監督の舞台挨拶決定しました!

 世界で最も有名な図書館のひとつ、ニューヨーク公共図書館。その活動のありようをとらえたドキュメンタリー映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』、7月の大ヒットを受けてのアンコール上映、第3週めです。膨大な蔵書の貸し出しだけでなく、児童向けの企画の拡充、講演会や音楽会の開催、通信環境の整備などの市民生活のサポートなど、多岐にわたるニューヨーク公共図書館の仕事を、巨大な威容を誇る本館だけでなく、90にも及ぶ分館の地域に根差した活動なども含めてカメラに収めています。巨匠フレデリック・ワイズマン作品らしく、説明調の描写はなく、淡々と事柄が写し出されている様子になりますが、そこから垣間見られるアメリカ社会の実像は、深く印象に残ります。東京、大阪など、いずれの地域でも連日大盛況で、当館にもかなり多くのお問い合わせをいただいています。週末を中心に混雑が予想されますので、お早めの受付をおすすめします。

 トークイベントのご案内を。『GOOD VIBRATIONS』初日8月24日(土)、上映後タイロウさん(the原爆オナニーズ)のトークイベントが決定しました!




 ニュースというようなことでもありませんが、8月1日(木)から名古屋シネマテークもPayPayに対応することにいたしました。入場料金だけでなく、パンフレットや前売券などを劇場窓口でお求めの際も同様にご利用いただけます。