チャパクア Chappaqua


● チャパクア Chappaqua
 幻のビートニク・ムーヴィー『チャパクア』、『シッダールタ』('72年)がヴェネチア国際映画祭で受賞した後、突如姿を消したインディーズ・フィルムメーカー、コンラッド・ルークス('34年〜)。少年期からチャーリー・パーカーと親交を結び、後にウォーホル、マイ・レイ、ジャン・コクトーら多彩なアーティストと交流したルークスの伝説の奇作のレイトショー。ドラッグとアルコール中毒を克服しようとするラッセル(ルークス)がサナトリウムで体験する、生死のがけっ淵の鮮烈なイメージと、アメリカ文明への痛烈な批判をモザイクのように映像化し、60年代のファッション・空気をヴィヴィッドに伝える、まさに「路上」の作品だ。撮影ロバート・フランク、音楽ラヴィ・シャンカール&フィリップ・グラス、出演バロウズ、オーネット・コールマン、アレン・ギンズバーグ、ジャン=ルイ・バロー、ザ・ファッグスなど伝説を飾るスタッフと共に、世紀末のビートニクス、夜の今池に集結せよ!

監督・主演 コンラッド・ルークス
出演 ウィリアム・バロウズ、アレン・ギンズバーグ、ジャン=ルイ・バロー、ラヴィ・シャンカール、オーネット・コールマン、ロバート・フランク、フィリップ・グラス、マン・レイ、オルダス・ハックリー  他
撮影 ロバート・フランク、オイゲン・シュフタン
音楽 フィリップ・グラス、ラヴィ・シャンカール
66年 82分 カラー