流麗なフォルムのスーツで80年代を開拓したデザイナー、ジョルジオ・アルマーニ(1934〜)。完璧主義者の素顔に、ドキュメンタリー作家ジュリアン・オーザンヌが1999年から2000年に渡って密着した。 し烈なファッション業界に君臨するメゾンの代表者として、ダナ・キャラン、ジャン・ポール=ゴルチェが寄せる敬意のみならず、セレブリティとの友情が、大きな輝きを添える。A・シュワルツェネッガー、ジャン・レノ、ティナ・ターナー、E・クラプトン、グレン・クローズたち。他のどこよりもアルマーニが似合う普通の人たちが働くニューヨーク。そのグッゲンハイム美術館での創業25周年の大回顧展の準備。そして、イタリア系の監督マーティン・スコセッシとの信頼関係は、長大なドキュメンタリー『私のイタリア旅行』('99年/映画祭上映のみ)への製作へと至り、マイケル・パウエルのパートナーでスコセッシ作品の編集を担当してきたヘルマ・スクーンメーカーと共に編集中のマーティンをかいま見せてゆく。そんな多忙な日々に時折覗かせる静かなプライヴァシーが心揺るがす映像で綴られている。79分。 |
2003年
当日券 一 般 1700円 大学生 1500円 シニア 1000円 中高予 1200円 会 員 1300円 前売券 一 般 1400円 大学生 1400円 会 員 1200円 |
監督 ジュリアン・オーザンヌ
編集 スティーヴ・ミラー
音楽ウィリアム・ラヴレイディー
出演 ジョルジオ・アルマーニ、ソフィア・ローレン、アーノルド・シュワルツネッガー、リッキー・マーティン ほか
2000年 79分