インターステラ5555 Interstella5555 謎のコマンドー部隊がコンサートホールを攻撃、演奏していたバンドのメンバー達が次々と拉致されて…。2000年秋、ラジオを付ければ流れていた、フランスの二人組ミュージシャンDaft Punk「ワン・モア・タイム」のPVです。このPV、又は彼らの2ndアルバム『ディスカバリー』のジャケットを見て、驚いた方は多かったはず。ハーロック メーテル?“あの”松本零士じゃないですか!と。子供の頃から、吹き替えで放送される『キャプテンハーロック』や『銀河鉄道999』を観ていた彼らは、パリから東京へやってきて、直接交渉したのだという。その後のシングルにも松本零士印のアニメーションPVが炸裂。しかも物語が続いている。どうなるの?と思っていたら、今年のカンヌ映画祭監督週間、『ディスカバリー』の全14曲にアニメーションが付けられ完成した今作が、『牛頭』も上映された劇場を音楽ホールに変えた、とのこと。たかがPVと侮るなかれ。その特異な色合い、近年のアニメーションとは異なる描き込みの淡さ、そして心躍るメカデザインなどは80年代アニメを現代的に復活させたかのよう。Daft Punk自身の手による脚本は、SFの設定を借りた音楽ビジネスの批判でもある。そして“5555”の意味とは?もちろん音楽の良さは折紙つき。ファンの方もメーテルに恋をしていた方も是非 67分。 |
2003 10/11〜17
当日券 一 般 1500円 大学生 1400円 シニア 1000円 中高予 1200円 会 員 1300円 前売券 一 般 1300円 大学生 1300円 会 員 1100円 ※前売券販売は公開前日までです。 |
監督 竹之内和久、西尾大介
原案・脚本 トーマ・バンガルテル、ギ=マニュエル・デゥ・オメン
総設定・デザイン 松本零士
キャラクターデザイン 佐藤正樹
総作画監督 為我井克美
美術監督 加藤浩
音楽 ダフト・パンク
2003年 67分