ジャック・タチ フェスティバル
  僕たち私たちのユロ伯父さんこと、ジャック・タチ(1907〜1982)の特集です。日本初公開作もあります。
●のんき大将 Jour de Fete 郵便夫のフランソワ(J・タチ)は祭りの日に見た「アメリカ式郵便配達」の映画に感銘を受け、自らスピード配達を実践!タチの記念すべき長篇監督第1作目で、村人たちの祭りで浮き立つおキラクでとぼけた群像劇と、タチのアクロバティックな身体芸が炸裂する快作。80分。短篇『ぼくの伯父さんの授業』Cours du Soir(28分、主演&脚本:ジャック・タチ、監督:ニコラス・リボフスキー)を同時上映。
●ぼくの伯父さんの休暇 Les Vacances de Monsieur Hulot ユロ氏(J・タチ)が浜辺のホテルへポンコツ車で到着。その日から避暑の客たちは、ユロ氏がドタバタと引き起こす騒ぎに否応なくお付き合いするはめに。ユロ氏のキャラはここで完成。夏の遊びとユロ氏のほのかな恋もある、幸福感に満ちた87分。短篇『左側に気をつけろ』Soigne ton Gauche(12分)と『郵便配達の学校』L'ecole des Facteurs(日本初公開、15分)を同時上映。
●ぼくの伯父さん Mon Oncle ジェラールは下町のヘンなアパートに住む、自由気ままなユロ伯父さんが大好きでも両親は兄であるユロ氏を就職させたいと思案中……。工場や住宅はモダンなデザインに溢れ、散りばめられたナンセンスギャグも最高潮。随所に現れる子供や犬への優しい視線もステキな、もう可愛くてたまらない傑作。ユロ氏に会えるのがほんとに嬉しい、116分。
●プレイタイム〈新世紀修復版〉Play Time 空港に降りたつアメリカからの団体見物客のひとり、バーバラ。その同じ頃、パリ市内で友人と待ち合わせるユロ氏。巨大な迷路のような都市で、二人は幾度とすれ違い……。タチヴィル=タチの都市と呼ばれる巨大なセットを作り上げた、タチの野心作にして集大成。125分。

2003
   11/1  
ぼくの 1:30
のんき 3:40
プレイ 5:40
ぼくの 8:00
  11/2〜4
プレイ 1:30
ぼくの 3:50
休暇 6:00
プレイ 8:05
  11/5〜7
休暇 1:30
プレイ 3:40
のんき 6:00
休暇 8:05

11/8 休暇 朝10:40/夜8:15
11/9 のんき 朝10:40/夜8:15
11/10〜11 ぼくの 朝10:40/夜8:15
11/12〜14 プレイ 朝10:40/夜8:15


当日券(1プロ)
一 般 1700円
大学生 1500円
シニア 1000円
中高予 1200円
会 員 1300円

前売券(1プロ)
一般・大学生 1400円
会 員 1200円

前売券(4プロ)
一般・大学生 5200円
会 員 4400円

当館窓口にて前売券お求めのお客様、オリジナル・ポストカード(1・4プロ券)、オリジナル・プレスシート(4プロ券)をプレゼント(いずれも限定)
※前売券販売は公開前日までです。
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