草迷宮
 ●草迷宮 泉鏡花の短編小説を寺山修司が映画化。死んだ母親の口ずさんでいた手毬歌をさがし求め旅する少年が、やがてこの世ならぬ世界にひきこまれていく姿を、幻想味たっぷりに描き出した中編作品。『アンダルシアの犬』などで知られる大プロデューサー、P・ブロンベルジュの依頼に応じて寺山が監督、フランスでも高い評価を受けた。主演は本作がデビューとなる三上博史。没後20年企画のラストを飾るにふさわしい、寺山の映像美の極致ともいえる傑作である。40分。(ネガフィルムが完全な状態で存在しないためビデオ上映となります。)

2003〜04

12/24〜30
10:50
1/2〜9
朝10:50 夜8:45

当日券
一 般 1200円
大学生 1200円
シニア 1000円
中高予 1200円
会 員 1000円

※前売券販売はございません。

監督 寺山修司
撮影 鈴木達夫
音楽 J・A・シーザー
美術 山田勇男
挿画 花輪和一
助監督 相米慎二
出演 三上博史、若松武史、新高恵子、伊丹十三
1979年 40分