連句アニメーション『冬の日』● 松尾芭蕉の連句「冬の日」がアニメーションになった。俳句とアニメーション ウーン……と思われる方も多いでしょう。しかし参加している作家たちの名を聞けば、おのずと興味が湧いてくるはず。まずは『霧の中のハリネズミ』のユーリ・ノルシュティンが、本当に久々の新作短編で本作のトップを飾る。実はこの企画、彼が『外套』の次は芭蕉を映画化したいと語ったことがきっかけ。精魂込めた傑作だ。他に『ぼくらと遊ぼう』のブシェチスラフ・ポヤール、『夜の蝶』のラウル・セルヴェら巨匠クラスの海外作家たちが一句づつ担当。迎える日本勢は、『頭山』の山村浩二、高畑勲、久里洋二、林静一ら。限りなく自由な解釈・手法で作られた各パートをひとつにまとめた総合監修は川本喜八郎。その情熱と努力に敬服だ。実に贅沢な105分(メイキング付)。 |
2004
一 般 1700円 大学生 1500円 シニア 1000円 中高予 1200円 会 員 1300円 前売券 一 般 1400円 大学生 1400円 会 員 1200円 リピーター割引あり! 半券をお持ちになると、二回目ご入場の際前売料金でご覧になれます。当日券の方で再度鑑賞をご希望の場合は一回目に御覧の折、窓口で必ず半券をご請求ください。 ※前売券販売は公開前日までです。 |