のんきな姉さん
 ●のんきな姉さん クリスマスの夜、残業する安寿子(『櫻の園』で意地悪な先輩役が印象的だった梶原阿貴)に弟の寿司夫から電話が入る。雪の中で今から死ぬという。彼の小説「のんきな姉さん」とよく似た話。とりあわない安寿子に上司(三浦友和、絶品!!)が口を挟み、寿司夫を養子にしたと言い張る老人が登場して事態は混乱し、いつしか時間軸も空間軸もねじ曲がっていく。 森鴎外の「山椒太夫」から着想された、唐十郎の「安寿子の靴」と山本直樹の「のんきな姉さん」が、名古屋出身の七里圭監督の長編劇場デビュー作として結実。高校時代の作品を大島渚が激賞してから既に18年。学生時代は高橋洋の自主映画を手伝い、その後は、助監督・脚本家として着実に技量を磨いてきた。82分。同時上映は幻想的な短編『夢で逢えたら』20分。

4月24日(土) 七里圭監督舞台挨拶あり!
期間中、劇場ロビーにて 山本直樹原画展開催。

2004
4/24(土)
〜4/30(金)

夜8:25

当日券
一 般 1700円
大学生 1500円
シニア 1000円
中高予 1200円
会 員 1300円

前売券
一 般 1400円
大学生 1400円
会 員 1200円

※前売券販売は公開前日までです。
オフィシャルサイト

監督・脚本 七里圭
撮影 たむらまさき
照明 佐藤譲
録音 白取貢
衣装 宮本まさえ
美術 磯見俊裕
出演 梶原阿貴、塩田貞治、大森南朋、佐藤允、三浦友和
20032年 82分