戦場の夏休み
 ●戦場の夏休み 小学2年生の見たイラク魂 2003年夏、大規模な戦闘がひとまず終息し、治安が比較的安定していた頃のイラク。前作『笑うイラク魂』で米英軍進攻直前の同国をドキュメントしたジャーナリスト・吉岡逸夫は再びその地を訪れた。今回は、妻と娘の風美(7歳)も一緒だ。吉岡は前作でインタビューした市民(床屋や銭湯の主人たち)を探し、再度話を聞く。フセイン政権崩壊を受け、彼らは初めて本音を語り出す。不鮮明な未来への不安をにじませながらも晴れやかな表情で。一方、娘の風美は最初こそ慣れない状況に当惑していたものの、同世代の子供たちと仲良くなって次第に元気を取りもどした。  異文化・非日常の中を家族連れで行く稀有な記録。これぞ真の国際交流か、それとも……。重い問いを軽やかに発する75分。

2004
8/7〜10
朝10:40
8/11〜13
朝10:40
夜8:40

当日券のみ
一 般 1300円
大学生 1300円
シニア 1000円
中高予 1200円
会 員 1200円



※8/13(金) 夜の上映の終了後、吉岡監督のトークあり。

監督・撮影 吉岡逸夫
2004年 75分