●白くまになりたかった子ども L'enfant qui voulait etre un ours 極北の厳しい自然の中で生き続けてきたイヌイット。白くまやアザラシとともに、神話的な時間を紡いできた彼らの間に伝わる伝承をもとにしたアニメーション作品の登場です。監督は、デンマーク・アニメ界の巨匠、ヤニック・ハストラップ。環境問題をテーマに現代社会に警鐘を鳴らしてきた彼が、鉛筆と筆によるやわらかいタッチで崇高な物語をつづります。 生まれたばかりの子どもを失った母親ぐま。悲嘆に暮れるのを見かねて父親ぐまは、近くに住むイヌイットの赤ん坊をさらってきてしまいます。実の子どものように愛情を注がれて、力強く成長する少年ですが、本当の父親が、人間の世界へと連れ戻そうとします。しかし、ひとたび白くまの世界に慣れ親しんだために、もはや人間と相容れることはできません。村を逃げ出した少年は、白くまとして生きていくために、精霊の助けを請います。望みを聞いた精霊は、3つの試練を少年に課すのですが…。78分。 |
2004
一 般 1700円 大学生 1500円 シニア 1000円 中高予 1200円 会 員 1300円 前売券 一 般 1400円 大学生 1400円 会 員 1200円 当館窓口にて前売券お求めのお客様、オリジナル・ポストカードをプレゼント(限定) ※前売券販売は公開前日までです。 |
監督 ヤニック・ハストラップ
原作 ベン・ハレー
脚本 ミッシェル・フェスレール
音楽 ブリュノー・クレ
2002年 78分