●ネコのミヌース Minoes オランダ児童文学の女王と称されるアニー・M・G・シュミットの、世界中で愛されている同名人気小説の映画化。本国オランダでは100万人を動員する大ヒットを記録し、70ヵ所を超える国際映画祭に招待、今も世界のどこかで上映され、ファンを増やし続けている作品だ。 ある日突然、人間の女の子に変身してしまった猫のミヌース。オシャレでキチンとしているけれど、犬に吠えられると木に登ったりするクセは直らない。なんとか新聞記者ティベの秘書の職を得た彼女は、引っ込み思案でクビ直前のティベを、独自のネットワーク(実は猫からの情報…)で、一躍花形記者に押し上げる。そこに町の名士で、動物愛護団体会長の汚職&猫虐待が発覚。しかし頼みのティベはじめ、誰もミヌースの話を信じない…。 原作に惚れ込んだフィンセント・バル監督は、キュートでエスプリの効いた演出で楽しく物語を進めつつ、人間と他の動物が共存する理想の社会を静かに訴える。83分。 |
2004
8/28(土)〜31(火)朝10:50は、 日本語吹替版を上映します。 他の回はすべて日本語字幕版です。 当日券 一 般 1500円 大学生 1400円 シニア 1000円 中高予 1200円 会 員 1200円 前売券 一 般 1300円 大学生 1300円 会 員 1100円 ※前売券販売は公開前日までです。 |
監督 フィンセント・バル
脚本 タマラ・ボス、バーニー・ボス、フィンセント・バル
撮影 ウォルター・ヴァン・デン・エンデ
録音 マルク・グリネ
編集 ペーター・アルデル・リーステン
美術 フィンセント・デ・バーテル
音楽 ペーター・フェルメールス
出演 カリス・ファン・ハウテン、テオ・マーセン ほか
日本語版 声の出演 室井滋、利重剛 ほか
2001年 83分