●苺の破片（イチゴノカケラ） 女子高演劇部の人間模様を描き、同年の「キネマ旬報」誌ベスト１をはじめ多くの賞に輝いた名作『櫻の園』（1990年）。その監督・中原俊と、出演者・宮澤美保、梶原阿貴が再び手を組んで“櫻の園”世代の今を描いた新作が登場した。漫画家の猫田イチゴ（宮澤美保）は、かつて「チェリーロード」という作品で一世を風靡したが、それを超える作品が書けずに低迷していた。親友でマネージャーを務めている知子（梶原阿貴）の助言も、「チェリーロード２」の連載を勧める編集者の提案も、今の彼女は素直に聞けない。そんな苦しい日々の中、イチゴは交通事故にあい、数日間の昏睡状態を経験する。そこで見た長い夢をきっかけに、彼女は再び創作にのめりこむのだが……。
宮澤と梶原が共同で書きはじめたストーリーに中原監督が共鳴、さらには『櫻の園』に多大な影響を受けたという漫画家・高橋ツトムが共同監督で参加。傷つきながらも、生きる喜びを探しつづける女性たちの姿を、しなやかに描き出した。主題歌＝元ちとせ。91分。
2005
|
5/21～5/27 |
| 20:30 |
当日券
一 般 1700円
大学生 1500円
シニア 1000円
中高予 1200円
会 員 1200円
前売券
一 般 1400円
大学生 1400円
会 員 1200円
当館窓口で前売券お求めのお客様、「イチゴのバスソルト」をプレゼント（限定）｡
協賛:（株）ノルコーポレーション
※前売券販売は公開前日までです。
