●永遠のハバナ Suite Habana 国際的評価の高いキューバの監督、フェルナンド・ペレス(『ハロー!ヘミングウェイ』『Madagascar』)が、サン・セバスチャンや南米の映画祭で多数受賞した最新作。 ハバナの朝。人々が新しい一日を迎える。祖母のいれたエスプレッソを飲み、学校へいくフランシスキート(10歳)。ホルヘ・ルイス(42歳)は、その日、恋人と住むためアメリカへ出国する。土木工のエルネスト(20歳)は家族の収入を一人で支えている。街頭で豆菓子を売るアマンダ(79歳)。 ハバナで生きる人々の、つつましやかな生活と、労働から解かれたもう一つの彼らを発見させるダンスと音楽に包まれた華やかな(意外性に満ちた!)夜の世界をきりとりながら、ドキュメンタリーともドラマともあえて言及せず、その肖像に少しずつ近づいていく。暖かみと客観性、静謐と喧噪の反する映像と音を交錯させながら。見終わったあと、覚えずして歓喜と涙を誘う傑作です。84分。 |
2005 7/23(土) 〜7/29(金)
7/30(土) 〜8/5(金)
当日券 一 般 1700円 大学生 1500円 シニア 1000円 中高予 1200円 会 員 1300円 前売券 一 般 1400円 大学生 1400円 会 員 1200円 |
監督 フェルナンド・ペレス
2003年 84分