●ガーダ パレスチナの詩 フォトジャーナリスト・古居みずえが、パレスチナ女性ガーダ・アギールの人生を、12年間にわたって記録した長編ドキュメンタリー映画。 1993年、ガザ地区南部。颯爽とした23歳のガーダから映画は始まる。彼女は結婚を目前に控えているが、古い慣習に従って行なわれる結婚式に否定的だ。伝統的なやり方にこだわる家族と対立し、結局、式を挙げずに新婚旅行に旅立ってしまう……。 1996年、夫の大家族と同居していたガーダは、ようやく2人だけの新生活を始めた。そんな頃、最初の子供ガイダが生まれる。幸福に満ちた家庭。その一方で2000年9月には、イスラエルへの第二次抵抗運動が始まり、二国間の対立は激化する。親戚の少年の死をきっかけに、ガーダはパレスチナ人としてのアイデンティティを揺り動かされ、幼い頃、祖母から聞いた故郷の話や歌が心に蘇える。彼女は、祖母の年代の女性達から聞き書きを始め、パレスチナの民衆の歴史を次世代に残そうと決意する……。ガーダのまっすぐな生き方と、数々の歌が心に残る、感動の106分。 |
2006 5/20(土) 〜5/26(金)
5/27(土) 〜6/2(金)
当日券 一 般 1700円 大学生 1500円 シニア 1000円 中高予 1200円 会 員 1300円 前売券 一 般 1400円 大学生 1400円 会 員 1200円 |
撮影・監督 古居みずえ
編集 安岡卓司
翻訳 サイード・アハマド、山本薫、森本麻衣子、渋原千鶴子、櫻井英里子
2005年 106分