チェコアニメ映画祭2006〈4プロ★入替制〉 ラブリーで楽しいくせに、秘密兵器は辛めのジョークだったりする、今年もとっておきのチェコ・アニメ未公開全34作4プロを一挙上映。可愛いけどどこかへんてこりんな人形演出の第一人者ポヤル(「ぼくらと遊ぼう!」)の「ふしぎな庭」シリーズ、マルチ・アーティストのヨゼフ&カレル・チャペック兄弟(「ダーシェンカ」)、巨匠ヤンの公私の伴侶、エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー(「オテサーネク」)、名高い絵本作家ヨゼフ・パレチェクら'60年代から現在の作家パヴェル・コウツキーやミハエラ・パヴラートヴァーに至る傑作の数々をご堪能ください。 Aプロ★8作品82分 カバのティリーネック(Tylinek)、四人の男の子とふしぎな庭に住む賢いクジラが出会うクジラのラジク(Velryba abyrlev)、エヴァのある粉屋の話(Jsouc na ece mlynar jeden)、チャペックの名作、郵便屋さんの話(Posracka pohadka)ほか。 Bプロ★9作品84分 帽子を追いかけて世界を放浪する、チャペックの宿なしルンペンくんの話(Tulacka pohadka)、ふしぎな庭の第一話動物が好きな男(Milovnik zvirat)、病気のお母さんを救うため、お医者を訪ねて夜道を歩く怖がりのちびトラちゃん(Maly tygr)ほか。 Cプロ★8作品80分 チョコレートを食べすぎて病気になったふしぎな庭のネコを四人の男の子が助ける銀紙に包まれたネズミの話(O mysich se staniolu)、ベルリン映画祭で金熊賞を受賞したコウツキーの履歴書(Curriculum vitas)、ほか。 Dプロ★9作品80分 チャペックの犬と妖精の話(Psi pohadka)、ふしぎな庭のトラをつかまえろ!(Jak ulovit tygra)、モダンでお洒落なセル・アニメ、ペットの犬を溺愛する男の話、ズデネック・スメタナのめがね(Brejle)ほか。 |
2006
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