○若手映像作家の登竜門、ぴあフィルムフェスティバル(PFF)アワード。決定したばかりの2006年の優秀作品とPFF卒業組ともいうべきスカラシップ作品などを特集上映。 ●14歳 『さよなら さようなら』『ある朝スウプは』が絶賛された廣末哲万&高橋泉の強力コンビ。昨年の自主フェスでの特集も大好評でした。第16回スカラシップ作品として製作された『14歳』は、センシティヴな年代を生きる者と、かつて生きた者とが真摯に向き合う様子を描く。今回はプレミア上映。114分。 ●鼻唄泥棒 『14歳』製作を前に短期間で撮りあげた作品。家族の人生を台なしにされた被害者が、犯人を糾弾するために監禁し、その様子をネットで公開するのだが……。90分。 ☆隼 準グランプリと技術賞をダブル受賞。貧しくもつつましく生きる夫婦の日々の生活と極限まで進む貧乏の末路を描く。73分。 ☆豚足の夜 バラバラなままに同じ家で暮らす4人家族。長女の歯の違和感とともに、絆のほころびが露になっていく。25分。 ★ニューヘアー 仕事の元同僚が入院中に書いた「遺書」を辿るロードムービー。音と映像が乱反射する43分。 ★ダム・ガール ダムの底に沈む故郷の村を思う少女。そこに、父親への複雑な感情が入り混じる。日本的な怪談の系譜に通じるテイストが、妖しいエロスを放つ。33分。 ★はっこう グランプリ受賞作品。真夏の京都を舞台に、言葉を発しない幼児を抱えた主婦の不安が徐々に狂気へと疾走し、ラテンのリズムに乗ったブラック・ユーモアが炸裂する。28分。 |
2006 9/30(土) 〜10/3(金)
前売券 1回券 1000円均一 3回券 2400円均一 当日券 1回券 1200円均一 3回券 3000円均一 |