VIVA JOE STRUMMER
 ●VIVA JOE STRUMMER Viva Joe Strummer 2002年12月に心臓発作で急逝したジョー・ストラマー。70年代半ばから80年代にかけて、パンクバンド、ザ・クラッシュのボーカル兼ギターとして駆け抜け、晩年は、世界中の音楽からインスパイアされたミクスチュア・ロック・バンド、メスカレロスを率いて、フロントマンと呼ぶにふさわしいオーラを放ち続けた彼の生涯を辿る「最後の」ドキュメンタリー。クラッシュからメスカレロスに至る時期に担当した映画関連の仕事(例えばカウリスマキ作品への出演)が、ほとんど触れられないのは残念だが、クラッシュの元メンバーや多くの友人たちの膨大なインタビューから、ユーモアと侠気溢れるジョーのキャラクターを再確認させてくれる。ライヴ映像もふんだんに盛り込まれ、中でも、死の1月前のメスカレロスのライブに、元クラッシュのミック・ジョーンズが飛び入りで参加してともに演奏するシーンは貴重な一瞬。ミックのクラッシュ脱退以降、パブリックなライブでは最初で最後のギグで、やや荒れた映像に浮かぶふたりの満足そうな表情は恩讐を超えた信頼感が漂い、ファンならずとも感銘を受けずにはいられない。62分。

2007
1/27(土)
〜2/2(金)

20:50


当日券のみ
一 般 1500円
大学生 1400円
シニア 1000円
中高予 1200円
会 員 1200円


 
オフィシャルサイト

監督・構成 マイク・パーキンソン
構成 レイ・サンティッリ
出演 ジョー・ストラマー、ミック・ジョーンズ、トッパー・ヒードン、タイモン・ドッグ、パブロ、クック、 ほか

2005年 62分