●松ヶ根乱射事件 1990年代初頭、雪深い山あいの町松ヶ根。バブル崩壊の世相と無縁な日常は停滞していた。鈴木光太郎(新井浩文)は、派出所勤務の警官。双子の兄、光(山中崇)は畜産業を継ぎ、祖父には認知症の兆しが見え、父親の豊道(三浦友和)は家を出ている。雪の朝、女の死体が発見された。それは、松ケ根の閉じた日常に、突然ふってわいた大事件だ。ひき逃げされた女(川越美和)は息を吹き返し、挙動不審ながら刑事の追及を逃れて、西岡(木村祐一)と落ち合う。そんな頃、木村家では、豊道が引き起こした騒ぎで大揺れ。なんのことはない、まだ事態は始まったばかりだった。 『どんてん生活』『ばかのハコ船』『リアリズムの宿』『リンダ リンダ リンダ』と、矢継ぎ早に傑作を連射する山下敦弘監督、コミカルで個性豊かな“20代最後の作品”。112分。 |
2007 4/7(土) 〜4/13(金)
4/14(土) 〜4/20(金)
当日券 一 般 1700円 大学生 1500円 シニア 1000円 中高予 1200円 会 員 1300円 前売券 一 般 1400円 大学生 1400円 会 員 1200円 |
監督・脚本 山下敦弘
脚本 向井康介、佐藤久美子
撮影 蔦井孝洋
照明 疋田ヨシタケ
録音 小川武
美術 愛甲悦子
編集 宮島竜治
音楽 パスカルズ
出演 新井浩文、山中崇、木村祐一、川越美和、三浦友和 ほか
2006年 112分