●アズールとアスマール Azur et Asmar 影絵のような技法を多用した長編作品『キリクと魔女』で、高く評価をされたミッシェル・オスロ監督。最新作『アズールとアスマール』は、中世イスラム社会を彷徨するヨーロッパの少年の物語。アフリカ育ちのフランス人であるオスロ監督は、異文化が尊重しあいつつ混在する世界を見事に表現しています。日本公開ではスタジオジブリが全面バックアップ。日本語版は高畑勲監督が監修しています。 広大な領主の息子アズールは、アラビア人の乳母ジェナヌに、彼女の息子アスマールと兄弟同然に育てられた。子守歌にはイスラムの妖精や魔法が登場し、幼いふたりは冒険を夢見て成長。時は流れ、青年アズールは子守歌の妖精を訪ねようと決心する。苦労の末、海を渡るが、たどり着いた異国の地では、曰く「青い瞳は不吉」。やむなく目を閉じて物乞いに身をやつすアズール。放浪の末、いまや大富豪となったジェナヌの屋敷にたどり着き、アスマールとも再会。改めて見開いた瞳に入ってきたのは、あらゆる分野でヨーロッパよりもはるかに先進的で素晴らしい世界だった。そして、マジカルな、本当の冒険が始まる。99分。 |
2007 8/18(土) 〜8/24(金)
8/25(土) 〜8/31(金)
当日券 一 般 1700円 大学生 1500円 シニア 1000円 中高予 1200円 会 員 1300円 前売券 一 般 1400円 大学生 1400円 会 員 1200円 |
監督・脚本・原作 ミッシェル・オスロ
音楽 ガブリエル・ヤレド
日本語版監修・翻訳・演出 高畑勲
日本語吹替版キャスト 香川照之 ほか
2006年 99分