追悼のざわめき
 ●追悼のざわめき 聖なるものと汚辱に塗れたもの双方の究極の姿を描き、賛否両論を巻き起こす大ヒットを記録した伝説の映画が、約20年ぶりに再臨する。個性的なインディーズ作品が次々と世に出た80年代にあっても、とびきり極上(極北?)の1本だ。DVD化も見送られていた本作が、21世紀のバブリーな日本映画界に見舞うのは、怒りの一撃か、あるいはレクイエムか? デジタルリマスターで甦った鮮烈な映像で、ぜひお確かめを!
 誠(佐野和宏)は、廃ビルの屋上に住み、若い女性を惨殺しては、マネキン人形に肉塊を埋めこんでいた。このマネキンに招かれるように、幼く美しい兄弟、誠に惹かれる女らが屋上を訪れる。やがてマネキンは、不思議な生命を宿し……。監督は、待望の新作『どこに行くの?』の公開も近い、鬼才・松井良彦。150分。

2007
11/24(土)
〜11/30(金)

20:00


当日券
一 般 1600円
大学生 1400円
シニア 1000円
中高予 1200円
会 員 1300円

前売券
一 般 1300円
大学生 1300円
会 員 1100円

 
オフィシャルサイト

監督・脚本 松井良彦
撮影 手塚義治、村川聡、井川義之
録音 浦田和治
編集 高島健一、緒方達也、鐘門律知、佐々木宏
音楽 菅沼重雄、上田現
音響効果 本間明
特殊メイク 松井祐一
スチール 津田具茂
出演 佐野和宏、仲井まみ子、隅井土門 ほか
声 松本雄吉 ほか

1989-2007年 150分