世紀末に経済危機が始まったアルゼンチンは今世紀初頭、経済破綻に見まわれる。だが南米のパリと呼ばれる首都ブエノスアイレスでは、暗い社会背景を打ち破るように、音楽や映画など次々に文化が発信されてきた。都市と、そこに交錯する人々の魅力を優れたドキュメンタリーと心暖まるドラマの2作品で紹介。 ●オリンダのリストランテ Herencia 知人を探してブエノスアイレスにやってきた若いドイツ人ペーターは、盗難で旅行資金を失い、労働者たちの小さな食堂のように味わいのあるレストランを一人でまかなう中年女性オリンダの店に職を求める……。96分。 ●タンゴ・イン・ブエノスアイレス〜抱擁〜 ブエノスアイレスで生まれたタンゴ。ダンスと音楽の両視点から、伝統と現在性を掘り下げ、そこに通じる不変の情熱をタンゴ・フェスティバルに密着したパフォーマンスシーン満載で探求する。出演:ホセ・リベルテーラ、ルイス・ボルダ、アドリアナ・バレーラ、ルベン・ファレス、マリア・グラーニャ、リリアナ・エレーロほか。86分。 アルゼンチン映画 「タンゴ・イン・ブエノスアイレス −抱擁−」”Abrazos” 「オリンダのリストランテ」”Herencia” 名古屋公開記念イベント、開催決定! 2月15日(日曜日)カフェ・ドゥフィにて 17:00開場/18:00イベント開始(90分を予定) 要予約 CAFE DUFI TEL 052-263-6511 「トーク&映像でつづるアルゼンチン映画の面白さ」 出演:仁藤由美(名古屋シネマテーク) 西村秀人(名古屋大学/タンゴ研究) 谷本雅世(HP「アルゼンチン・ブエノスアイレスの風」主宰) SAYACA(タンゴ・シンガー) 2月12日〜20日名古屋シネマテークで公開される2本の映画を中心に、アルゼンチン映画に映し出される音楽・風景・文化について語ります。映画をご覧になった方にも、これから観る方にも楽しめる内容でお送りしたいと思います。 チャージ500円+各自飲食代をお支払いください。 当日はアルゼンチン料理によるスペシャルメニューをご用意します。 詳細は カフェ・デ・パンチート もしくは ブエノスアイレスの風 にてご確認ください。 ※2月8日(日)18:35〜18:50までFM Radio-i アミーゴ・ドミンゴに西村秀人が出演、上記映画の話をします。 ※2/7(土)〜20(金) CAFE DUFIではアルゼンチンフェア開催。期間中スペシャルメニューをお楽しみいただけます。[2・12(木)と18(水)はお休みです] |
2009
当日券(1作品) 一 般 1500円 大学生 1400円 シニア 1000円 中高予 1200円 会 員 1200円 |