●ブラジルから来たおじいちゃん 昭和初期、日本からブラジルに渡った日本人男性の人生を追い、両国の移民の歴史と現在を捉えた、栗原奈名子監督のドキュメンタリーの秀作。 紺野堅一、92歳。昭和初期、不況下の日本から単身ブラジルに渡って72年。言葉もわからない土地で、職を転々としながらもたゆまぬ努力の末、今はサンパウロで悠々自適の生活を送っている。しかし彼は安穏と日々を過ごす老人ではない。日本にデカセギに来ている若いブラジル人たちを訪ね、暮らしぶりを聞き、アドバイスを送るため、頻繁に来日するのだ。紺野は、今日も、未来を見すえ、各地をとび回る。その姿が希望と感銘を呼ぶ、59分。 |
2009 2/21(土) 〜3/6(金)
当日券のみ 一 般 1300円 大学生 1300円 シニア 1000円 中高予 1100円 会 員 1100円 ブラジルから来た人 1000円 |
監督 栗原奈名子
撮影 栗原奈名子、エリオ・イシイ
編集 斉藤貴志、今野裕一郎
オリジナル音楽 道下和彦
音楽アドバイザー 稲岡邦弥
出演 紺野堅一 ほか
2008年 59分