●懺悔 かつてソビエト連邦という国があり、世界が東と西に分断されていた時代。ソビエト支配下のグルジア共和国で1本の映画が製作された。1984年に完成したその映画は、辛辣な体制批判とブラックユーモア、そして圧倒的な映画的エネルギーに満ち溢れ、やがて訪れた連邦解体を象徴する作品として高く評価された。不幸な事情によって長く日本では幻の傑作となっていたが、完成から20年以上を経て、ようやく公開。21世紀の今も古びない自由へのメッセージが鮮烈だ。 ある街の市長の死が報じられる。葬儀には多くの人が参列し、生前の偉業を讃えた。しかし、翌日、埋葬された遺体は何者かによって掘り出され、市長邸の庭に置かれていた。再度の埋葬。だが、次の日も、また次の日も……。ようやく捕えた犯人は女性だった。「私が生きている限り、彼を安らかには眠らせません!」彼女の長い回想が始まる……。153分。 |
2009 3/14(土) 〜3/20(金)
3/21(土) 〜3/27(金)
前売券 一 般 1400円 大学生 1400円 会 員 1200円 当日券 一 般 1700円 大学生 1500円 シニア 1000円 中高予 1200円 会 員 1300円 |
監督・脚本 テンギズ・アブラゼ
脚本・音楽監修 ナナ・ジャネリゼ
脚本 レゾ・クヴェセラワ
撮影 ミヘイル・アグラノヴィチ
美術 ギオルギ・ミケラゼ キャスト
出演 アフタンディル・マハラゼ、イア・ニニゼ、メラブ・ニニゼ、ゼイナブ・ボツヴァゼ、ケテヴァン・アブラゼ、エディシェル・ギオルゴビアニ、カヒ・カフサゼ、ニノ・ザカリアゼ、ナト・オチガワ、ダト・ケムハゼ ほか
1984年 153分