●岡山の娘 詩人・批評家として知られる福間健二の、『急にたどりついてしまう』以来13年ぶりとなる監督作品。全編、かつて福間が数年間暮らした岡山の地で撮影され、ほとんどのスタッフ、キャストが岡山在住者で固められている。一人の娘の夢と現実が、夏の光の中で自由に解き放たれたかのような秀作だ。 みづき(西脇裕美)は母と二人で暮らしていたが、母が借金を残して亡くなったため、大学をやめ働き始める。突然生きることと向き合わねばならなくなった彼女のもとに、幼い頃に消えた父が外国からまい戻る。みづきの混乱はつのるばかりだ。一方、帰還した父も、みづきとの距離を測れないでいた……。92分。 初日3月28日福間健二監督来館。舞台挨拶あり。 |
2009 3/28(土) 〜4/1(水)
当日券のみ 一 般 1500円 大学生 1400円 シニア 1000円 中高予 1200円 会 員 1200円 |
脚本・監督 福間健二
撮影・照明 大西一光
音楽 吉田孝之
編集 福間雄三
詩 三角みづ紀、東井浩太郎、福間健二
出演 西脇裕美、家ノ上美春、石原ユキオ、北川透 ほか
2008年 92分