○映画監督の枠を超え、アーティストとしても活躍するディヴィッド・リンチ。2007年、パリのカルティエ現代美術館で開かれた大回顧展も圧倒的な支持を集めた。日本ではこれまで劇場用映画しか見られなかった彼の映像作品が、今回一挙に登場。原点となる短編から本格的な中編ドラマ、アニメーション、そして傑作『イレイザーヘッド』まで、40年の創造の軌跡を辿る貴重な機会だ。 Aプロ ペンシルベニアの美術学校に通っていた頃に制作したアニメーション『SIX MEN GETTING SICK』、ハリー・ディーン・スタントン主演の爆笑ウエスタン『THE COWBOY AND THE FRENCHMAN』、リュミエール兄弟が使った100年前のカメラで撮影した『LUMIERE』など全6作+『ダムランドBFG』。92分。 Bプロ 日本のシーンから始まって意表を突かれる『THE DARKENED ROOM』など、リンチ自身の会員制サイトから厳選した7作+「下品で暴力的でばかげた作品。しかし不条理ゆえに面白い」と自ら語るアニメーション『ダムランドACD』。97分。 Cプロ リンチの名を知らしめたカルト中のカルト『イレイザーヘッド』(Eraserhead)のフィルムに、13万枚もの画像修正を加えた最高の映像とサウンドに生まれ変わらせたリマスター版+『ダムランド@E』。96分。※全作品デジタル上映。 |
2009
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