●女バス The Heart of the Game アメリカで絶大な人気を誇る、バスケットボール。華やかなNBAやオリンピックでの圧勝を生みだす土壌に、高校や大学でプレーする選手たちの、ハイレベルで厳しい淘汰があるのはいうまでもない。本作は、そんな背景の一部をなす、ある高校の弱小女子バスケ部が州大会で優勝するまでの7年間を取材したドキュメンタリー作品だ。はじまりは、コーチ未経験のバスケ好き大学教授ビル・レスラーの監督就任だった。彼の独創的な指導は、弱小だが個性豊かで潜在能力の高い選手たちを見違える姿に変貌させた。さらに翌年、天才的な少女が入学してくる……。人種問題や10代の妊娠、セクハラなど、まるでドラマのように目まぐるしく起きる事件の数々も、チームの中心に力強く立つビル・レスラーの個性が見事に受け止め、好転させる。まさに「女子的スラムダンク実写版」の趣。98分。
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2009 4/4(土) 〜4/10(金)
当日券のみ 一 般 1500円 大学生 1400円 シニア 1000円 中高予 1200円 会 員 1200円 2.書籍「ハート・オブ・ザ・チーム」(boid刊)ご持参の方 ※上記いずれかで一般・学生料金から200円割引きます。 |
監督 ウォード・セリル
編集 エリック・フリス
音楽 ジ・エンジェル
2007年 98分