●マリア・カラスの真実 Callas Assoluta 不世出の歌姫マリア・カラス(1923〜77)。ファニー・アルダンが演じた劇映画『永遠のマリア・カラス』の大ヒットが示すように、今なお絶大な人気を誇る、伝説のディーバだ。本作は、波乱に富んだその生涯を、貴重な舞台映像やニュースフィルムを駆使して辿る、ドキュメンタリー映画の決定版。 本作の大きな特徴は、カラス自身の肉声がふんだんに聞けること。それは数々の名曲を歌う圧倒的な美声にとどまらない。自らの意見、感情を率直に語るインタビューシーンも見応え充分だ。そうした二種類の声が響き合うところに、映画は一人の女性の孤独な魂をあぶり出す。プッチーニのアリアそのままに“歌に生き、恋に生きた”カラスのすべてがここにある。感動の98分。 |
2009 5/9(土) 〜15(金)
5/16(土) 〜5/29(金)
前売券 一 般 1400円 大学生 1400円 会 員 1200円 当日券 一 般 1700円 大学生 1500円 シニア 1000円 中高予 1200円 会 員 1300円 |
監督 フィリップ・コーリー
出演 マリア・カラス、ルキノ・ヴィスコンティ、ピエロ・パオロ・パゾリーニ、グレース・ケリー ほか
2007年 98分