東洋宮武が覗いた時代
●東洋宮武が覗いた時代 20世紀初頭にアメリカに渡った日系移民と家族が、開戦とともに各地の収容所に集められた事実はあまり知られていないし、収容所内の日常を撮り続けた写真家の存在を知る人はさらに少ないだろう。アンセル・アダムスやエドワード・ウェストン(いずれも3年ほど前に名古屋ボストン美術館で見事なコレクションの展示あり)といったアメリカ写真史を飾る人々とも親交があった移民一世の写真家・東洋宮武は、強い義務感から「歴史の過ち」としての収容所の内側を記録した。その素晴らしい写真を中心にアメリカでの日系社会の100年余りを描いたのが、このドキュメンタリー作品。インタビューでは、『ヒロシマ ナガサキ』のスティーブン・オカザキ監督や、『スター・トレック』のMr.カトーことジョージ・タケイ、「ロス疑惑」のジミー・サコダ(!)といった有名人もさらりと登場。98分。

2009
5/23(土)
〜5/29(金)

14:00
17:10


5/30(土)
〜6/5(金)

10:40

 

当日券のみ
一 般 1500円
大学生 1400円
シニア 1000円
中高予 1200円
会 員 1200円

オフィシャルサイト

企画、脚本、監督 すずきじゅんいち
撮影監督 小渕将史(UTB)、本間秀幸(日本部分)
編集 水原徹
録音 宗円俊之、山本竜太(サンフランシスコ部分)、瀬野正光(ハワイ部分)、北村太郎(日本部分)
音楽 喜多郎
インタビューアー、字幕翻訳 エリカジョーンズ
翻訳 ティナヤナギモト
出演者 アーチーミヤタケ、タケコミヤタケ、ジョージタケイ 他
声の出演 羽佐間道夫、榊原るみ、藤山律子 他
ナレーション ジョージタケイ

2008年 98分