●或る音楽 コンピュータ絵筆によって鮮烈な映像世界を模索し、ピアノを中心にした現代音楽を作る高木正勝。名古屋でも、大学やギャラリーを通じて紹介され、ストイックにして、たおやかに暖かいその姿勢からは、突出した現在性が漂うアーティストである。本作品は、10年の創作活動を通じて常に新しい地平を切り拓いてきた彼が、2008年秋に挑んだプロジェクト「Tai Rei Tei Rio(タイ・レイ・タイ・リオ)」を追ったドキュメンタリー映画。 音楽とは/芸術とは/音楽が生まれる瞬間とは/なぜヒトは音楽を奏でるのか。根源的で普遍的な問いにあえて向かう高木。ミュージシャンたちの迫力ある演奏シーンや制作環境を織り込みながら、それらの問いへの答えに近づいていく。共演・田口晴香、ヤドランカ、熊澤洋子、佐藤直子、沢田譲治ほか。 監督・友久陽志は、2000・2001年にPFFで連続入選した映像ディレクター。同時に、高木の素晴らしい短編映像作品Homievalo(ホミチェヴァロ)とNIHITI(ニヒチ)を上映。計91分。 |
2009 7/18(土) 〜7/24(金)
当日券のみ 一 般 1500円 大学生 1400円 シニア 1000円 中高予 1200円 会 員 1200円 |
監督 友久陽志
音楽・舞台映像 高木正勝
撮影 志田貴之
録音 林健司
整音 原真人
出演 高木正勝[piano, vocal]、田口晴香[vocal]、ヤドランカ[vocal, saz]、 松平敬[vocal]、 熊沢洋子[violin]、金子鉄心[uilleann pipes, sax]、 ヤマカミヒトミ[flute, sax]、OLAibi[percussion]、佐藤直子[percussion],、沢田譲治[contrabass]
2009年 72分