●マン・オン・ワイヤー Man on Wire ジャグリングなどオールマイティーなフランスの大道芸人、フィリップ・プティ。もっとも得意な綱渡りで、彼を世に知らしめた超人的パフォーマンスは、1974年8月のNY、今はなきWTCのツインタワーの屋上に渡したワイヤーの上を、命綱もつけず、長い時間をかけて往復した事件だ。地上110階、高さ411m。無許可で行なったので（もっとも、しかるべき筋に申請を出したとしても許可が降りるはずもない）直後に警察が身柄を拘束。しかし、優雅に宙空を歩く彼の姿に限りない自由を感じたニューヨーク市民は、感嘆の拍手をもって「史上もっとも美しい犯罪」と称えた。プティ本人の卓越した技術と、彼のチャレンジをサポートしたチームの勝利ともいえる偉業を中心に、マイケル・ナイマンの音楽にのせて作品化したのは、ジェームズ・マーシュ。豊富な資料映像を見事にまとめた手腕が高く評価され、本年度のアカデミー賞での最優秀長編ドキュメンタリー賞など受賞多数。95分。
2009
8/8(土)
～14(金)
| 10:45 |
| 14:30 |
| 18:30 |
8/15(土)
～21(金)
| 15:00 |
| 16:45 |
前売券
一 般 1400円
大学生 1400円
会 員 1200円
当日券
一 般 1700円
大学生 1500円
シニア 1000円
中高予 1200円
会 員 1300円