●アンナと過ごした4日間 Cztery Noce z Anna 60年代の『バリエラ』『出発』、70年代の『早春』などが、やや遅れて日本でも紹介され、「連帯」の活動で揺れるポーランドの自由を求める風とともに、注目を集めたイエジー・スコリモフスキ監督。17年ぶりの最新作では、現代ポーランドの農村を舞台に重厚かつ軽妙、豊かな映画経験を遺憾なく発揮している。 若い看護師アンナと衝撃的に出会った中年男レオン。彼女の日常を見守り続ける彼の行為は、無償の愛に根ざしていた。それが、彼女の部屋を見るため廃屋の窓を改装したり、深夜にその部屋に侵入しての皿洗い(!)やボタン付け(?)をすることだったとしても。緻密な脚本と老練な演出。映画の奥行きを再認識させる94分。 |
2009 11/28(土) 〜12/4(金)
12/5(土) 〜12/11(金)
前売券 一 般 1400円 大学生 1400円 会 員 1200円 当日券 一 般 1700円 大学生 1500円 シニア 1000円 中高予 1200円 会 員 1300円 当館窓口にて前売り券をお求めの方にポスター(B3)をプレゼント(数量限定)。 |
監督・脚本・製作 イエジー・スコリモフスキ
製作総指揮・脚本 エヴァ・ピャスコフスカ
製作総指揮 フィリップ・レイ
撮影 アダム・シコラ
音楽 ミハウ・ロレンツ
録音 ジェラール・ルソー
キャスト アルトゥール・ステランコ、キンガ・プレイス、イエジー・フェドロヴィチ、バルバラ・コウォジェイスカ 他
2008年 94分