●ウイグルから来た少年 シルクロードの舞台であり、西域と呼ばれてきた新疆ウイグル自治区(東トルキスタン)。この豊かで広大な地域に暮らすウイグル人は、1950年以降、中国の支配下に置かれ、弾圧や同地での核実験などで多くの危険にさらされてきた。この映画は、カザフスタン映画『ラストホリデー』などのプロデューサーとして知られる佐野伸寿監督が、同地で暮らした経験をもとに、ウイグル人の置かれた状況と中央アジアに暮らす人々の生活を描いた、美しくも異色の作品。 両親が警察に連行され、一人カザフスタンの街アルマトルに逃げてきたウイグル人の少年アユブ。隠れるように暮らしていた彼のもとに、「母親を救出してやる」という男が現われる……。65分。 |
2010 3/6(土) 〜12(金)
当日券のみ 一 般 1500円 大学生 1400円 シニア 1000円 中高予 1200円 会 員 1200円 |
監督・脚本・編集 佐野伸寿
撮影 ボリス・トロシェフ
出演 ラスール・ウルミリャロフ、カエサル・ドイセハノフ、アナスタシア・ビルツォーバ、ダレジャン・ウミルバエフ 他
2008年 65分