カウリスマキの夕べ
 浮き雲
 過去のない男
 マッチ工場の少女

 春の訪れのように心暖まるフィンランド映画といえば、アキ・カウリスマキ(1957〜)の監督作品。今もリクエストの多い3作品を連続上映。
●浮き雲 Kauas pilvet karkaavet 幼い息子を失い、一匹の犬とひっそり暮らす夫婦は、同時期に失業してしまう。希望を失いながらも小さな食堂を開業する二人。優しさにあふれた傑作。96分。
●過去のない男 Mies vailla menneisyytta 記憶を失い見知らぬ街へやってきた男が、社会の底辺にいる人々の支えで新しい人生を発見する。過去探しのミステリアスな物語も魅力的なヒット作。カンヌ映画祭グランプリ受賞。97分。
●マッチ工場の少女 Tulitikkutehtaan tytto 材木からマッチを生産する工程の淡々とした描写。そこから、黙々と働く青白い顔の娘の衝撃的なドラマが生まれていく。カウリスマキの名を世界に知らしめた前期の最高傑作。78分

2010
4/10〜12

浮き雲 20:10

4/13・14

過去のない 20:10

4/15・16

マッチ工場 20:10

 

当日券のみ
一 般 1200円
大学生 1200円
シニア 1000円
中高予 1200円
会 員 1000円

※4/10、有料入場の先着20名様にシネマ・グッズをプレゼントします。