●ビルマVJ 消された革命 半世紀近くも軍事政権によって統治されている国・ビルマ(ミャンマー)。民主化運動の指導者アウンサンスーチーは今も自宅軟禁が解けず、多くの国民は厳しい情報統制の中で生きている。本作は、そんなビルマ国内で、ハンディカムで現状を撮影し、世界に発信し続けるVJ=ビデオジャーナリスト達を追ったドキュメンタリー。 2007年9月、ビルマで僧侶を中心にした大規模な反政府デモが起こり、その映像は世界のメディアを駆け巡った。情報を発信したのは、ビルマの民主化を目指して行動するVJ達。彼等は、当局の監視をかいくぐり、小型カメラでデモの様子を撮影し、密かに国外へ送っていた。逮捕や拷問のリスクと背中合わせの彼らの活動が、世界の耳目をビルマに向けていくが……。アンダース・オステルガルド監督は、VJの撮った断片的な映像を時間の流れに沿って再構成し、彼らの息づかいまで聞こえてきそうな、迫真の作品に仕上げた。勇気と希望に満ちた85分。 |
2010 6/19(土) 〜25(金)
6/26(土) 〜7/2(金)
前売券 一 般 1400円 大学生 1400円 会 員 1200円 当日券 一 般 1700円 大学生 1500円 シニア 1000円 中高予 1200円 会 員 1300円 ※前売券販売は公開前日までです。 |
監督 アンダース・オステルガルド
原案・脚本・助監督 ヤン・クログスガード
2008年 85分