●ブロンド少女は過激に美しく Singularidades de uma Rapariga Loura 本作を撮影中に100歳の誕生日を迎えたマノエル・デ・オリヴェイラ監督。100歳で映画を作ることもたしかに驚きだが、何よりもすごいのは、この作品の信じがたい瑞々しさと、過激なまでにスピーディ&簡潔な語り口だ。現役最高齢? いや現代最高の監督の作として、心してお楽しみを。 リスボン発、保養地アルガルブ方面へ向かう長距離列車。会計士マカリオは、隣り合わせた婦人に、自分の身に起こった事件を語る……叔父の経営する高級洋服店の2階で働き始めた彼は、向かいの家の窓辺に立つブロンドの髪の少女ルイザに恋をする。手を尽くして彼女と知り合ったマカリオ。しかし叔父から交際を認められず、失意のままアフリカ西端の地カーポヴェルデに旅立つ。そこで一財産築いた彼は、晴れてルイザに求婚。ようやく二人に幸福が訪れるはずだったが……。豊穣、濃密な64分! |
2010 12/26(日) 〜12/30(木)
※12/31と1/1は休館させていただきます。 1/2(日) 〜1/7(金)
1/8(土) 〜1/14(金)
前売券 一 般 1400円 大学生 1400円 会 員 1200円 当日券 一 般 1700円 大学生 1500円 シニア 1000円 中高予 1200円 会 員 1300円 ※前売券販売は公開前日までです。 |
監督・脚本・編集 マノエル・デ・オリヴェイラ
原作 エサ・デ・ケイロス
撮影 サビーヌ・ランスラン
美術 クリスチャン・マルティ / ジョセ=ペドロ・ペニャ
衣装 アデライデ=マリア・トレパ
編集 カトリーヌ・クラソフスキー
出演 リカルド・トレパ、カタリナ・ヴァレンシュタイン、ディオゴ・ドリア、ジュリア・ブイセル、レオノール・シルヴェイラ、ルイス・ミゲル・シントラ、グロリア・デ・マトス、アナ=パウラ・ミランダ 他
2009年 64分