●レイチェル・カーソンの感性の森 A Sense of Wonder 自然を愛し、「沈黙の春」などの著作で60年代初頭に環境破壊への警告を訴えた、海洋生物学者レイチェル・カーソン(1907〜64年)。本作は、その早過ぎた晩年の日々に焦点を当て、環境運動の先駆者として名高い彼女の人生観や自然観を簡潔に描き出した秀作だ。 映画は、メイン州の海岸に面した森にある彼女の別荘から始まる。周囲の美しい自然を讃えながら、自らの人生を静かに振り返るカーソン。しかし彼女の体は病魔に侵されていた……。 カーソンに扮するのは、ブロードウェイで活躍するカイウラニ・リー。彼女自身が脚本を書き、主演した一人芝居をもとに、C・マンガー監督が映画化。名カメラマン=ハスケル・ウェクスラーの撮影を得て、カーソンの思想を鮮やかな映画空間に描き出した。55分。 4/30(土)上映後 「エシカリアン」創刊記念 原田さとみさん トークショー 「レイチェル・カーソンから未来を学ぶ」 |
2011 4/30(土) 〜5/13(金)
当日券のみ 一 般 1200円 大学生 1000円 シニア 1000円 中高予 1000円 会 員 1000円 |
監督 クリストファー・マンガー
脚本・プロデューサー カイウラニ・リー
プロデューサー カレン・モンゴメリー
撮影 ハスケル・ウェクスラー
編集 タマラ・M・マロニー
出演 カイウラニ・リー 他
2008年 55分