アニメーションズ・フェスティバル2011
「今を生きる」一見、簡単そうで難しい試みだ。ひとたび孤独や不安、災害や危機が覆えば、不確かな現実を実感するばかり。本企画は、個と世界の溝に触れ、その欠落を超えようと模索するアニメーション傑作選。地元出身で日本を代表する作家・山村浩二を中心に結成された、作家と批評を軸にする Animations Festivalを劇場公開(翻訳字幕付)。
Aプロ8作品77分 古典落語を再生した山村の傑作、頭山、ハリウッドCGを凌ぐ景観のスキゼン(Skhizein)は、自分の脳が身体から91p離れた男の孤独を描く。少女性と荒々しさを備えた油絵のタッチが美しいタッドの巣(Tad’s Nest)。コンピュータ言語を主題に今、注目のデイヴィッド・オライリーが描くRGBXYZ、ザッパとのコラボ制作で知られたアウトサイダー、ブルース・ビックフォードのこのマンガはお前の脳をダメにする(The Comic that Frenches Your Mind)、名匠ドン・ハーツフェルトのきっとすべて大丈夫(Everything will be OK)ほか。
Bプロ10作品103分 日本の著名な若手作家の傑作、わからないブタ(和田淳)、 向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった(植草航)、愛知芸術文化センターのオリジナル映像作品HAND SOAP(大山慶)、D・オライリーのプリーズ・セイ・サムシング(Please Say Something)、揺らぐ描線が美しいラビット・パンチ(Rabbit Punch)、エストニアの重鎮プリート&オルガ・パルンが、タフな仕事に生きる潜水夫と深夜勤の歯科医の女性の間のすれ違いと愛を描き出す傑作、雨のダイバー(Tuukrid Vihmas)ほか。


2011
5/21(土)
〜5/27(金)

A 10:40
B 12:10



1プログラム券
当日券のみ
一 般 1500円
大学生 1300円
シニア 1000円
中高予 1200円
会 員 1000円

2プログラム券
前売券のみ
5月20日まで当館窓口にて限定発売。
一 般 2500円
大学生 2500円
会 員 2000円

 
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