「太陽の下の18才」 Diciottenni al Sole


 60年代のイタリア映画でとびきりの“スパーク”エナジーを放ち少年・青年・おじ様たちを悩殺したパリジェンヌ・カトリーヌ・スパークがスクリーンにカムバック! しなやかなボディとラブリーな素顔の彼女は『大いなる幻影』や『嘆きのテレーズ』の脚本家シャルル・スパークを父に、伯父はベルギーの外務大臣という名門育ちのお嬢様。でも大胆な露出や底抜け脳天気な物語に臆さず、イタリア式バカンス・ムードを満喫させてくれる。ゴキゲンなイタリアン・ツイストで盛りあげるサントラのスコア担当はかのエンニオ・モリコーネ。では、ご一緒に「チャオ、ベッラ!」(君かわいいネ)。
 ナポリ湾イスキア島めざしてやってきたニコラ(ジャンニ・ガルコ)、レロ、ナニーニの3人は、待ちかまえる悪友たちと合流する。彼らの週末の目的はナンパ、ポーカー、ダイビングと盛りだくさん。ニコルは名前が一字違いのフレンチ・ガール、ニコル(カトリーヌ・スパーク)と知り合う。ホテルのミスで部屋をシニアするハメになった二人は喧嘩ばかり。さて、このどん欲なイタリアン・ボーイズの夏のゆくえは……?
監督 カミロ・マストロチンクエ
出演 カトリーヌ・スパーク ジャンニ・ガルコ
音楽 エンニオ・モリコーネ ジャンニ・モランディ ジミー・フォンタナ
1962年 100分