マドモアゼル a GoGo


●マドモアゼル a GoGo
 Trop Jolies Pour Etre Honnetes ou 4 Souris Pour unHold-Up 名古屋シネマテークではすっかりお馴染みとなったジェーン・バーキン&セルジュ・ゲンスブールのコンビ作、またまた公開。今回はサイケで楽しい70年代テイストいっぱいのキュートなコメディ。「素直でいることってとっても楽しい!あるいは、4人の女ネズミと強盗」と題したこの作品は、銀行強盗を成功させたゲイのカップルのお金を横取りしようと“望遠鏡”で覗きながら企む4人の女の子のハチャメチャな計画が、軽快に描かれる。
 バーキンをはじめ、F・トリュフォー、クロード・シャブロル等、ヌーヴェルヴァーグの映画作家たちの作品に数多く出演したベルナデット・ラフォン、女優として、また歌手としても活躍し続けているエリザベット・ヴィエネール等の若さが弾けている。まさに色とりどりの花。今回はゲイの役で登場のゲンスブールが、もちろん音楽も担当。旧題『女の望遠鏡』。

監督 リシャール・ヴァルドッチ
出演 ジェーン・バーキン ベルナデット・ラフォン エリザベット・ヴィエネール セルジュ・ゲンスブール 他
製作 アラン・ベルモンド
脚本 カトリーヌ・カロール
撮影 リシャール・スズキ
音楽 セルジュ・ゲンスブール
72年 95分