第12回自主製作映画フェスティバル 自主企画


○ 年末の恒例企画となっている自主FES。今年はドキュメンタリー作品を含み、例年以上にバラエティに富んだプログラムとなりました。商業作品とは違ったアプローチをお楽しみください。
Aプロ
● 百年の絶唱
 瀬々監督作品と同様に骨太な構成の井土紀州監督作品。虚ろな日々を送る平山は、中古レコード屋のバイトでたまたま聴いた不思議な音から魂の迷路に迷い込む。87分。


Bプロ
ユーロスぺースとアテネ・フランセ文化センターによる「映画美学校」第1期の卒業作品
FOUR FRESH! (1)
● 怯える
 突然送り付けられた1本のビデオテープが平凡な専門学校生(鈴木卓爾)を闇へとひきずり込む。34分。

● はるのそら
 同棲中のカップルのささやかで平凡な日々をのんびりと描く。38分。


Cプロ
FOUR FRESH! (2)
● 死臭のマリア
 空き巣先で住人を殺してしまった健太郎は、やってきた彼女の妹に必死でその場を取り繕うのだが…。27分。 ● 鼻の穴
 仲間割れの末になぞの組織の拉致されたマルたちは、赤い玉を呑み込んだまま埋められた元の仲間を掘り出すよう強いられる。赤い玉とは? 30分。


Dプロ
● Bad Blood
 公募作品より選出された短編。異郷での混乱した心情がユーモアに包まれて語られる。12分。

● さばけ…何を? イリュージョン
 昨年に続く石井友博監督の新作。幼いころ視力を失った寿司職人が回復した目で見てしまう現実と幻想がシュールなタッチで描かれる。

● Listen to CAMERA
 恋人の死を彼のカメラを使って乗り越えようとする女性の姿を優しい視線で描く。18分。


Eプロ
● あなたは天皇の戦争責任についてどう思いますか
◆96・8・15靖国篇 53分。◆95・5・28新宿篇 57分。両作品とも街頭でのインタビューを構成したもの。表題の同じ質問をぶつけることで、思いがけず日本人の姿が現れてくる。『靖国篇』は『A』とともに日本の若手作家の作品として97年山形国際ドキュメンタリー映画祭日本パノラマ部門でも上映された。


●自主フェス招待作品監督紹介