インド映画祭'99


● この命 踊りに捧げて Jhanak Jhanak Payal Baaje
 古典舞踏に精進する娘と、彼女を導く踊りの名手の若者は、禁じられているにもかかわらず次第に愛しあうようになる……。良心的な娯楽作品を多く世に送ったシャーンターラーム監督の名作。

監督 V・シャーンターラーム
出演 サンデャー、ゴービー・クリシュナ
55年 153分


● ガンジスの流れる国 Jis Desh Men Ganga Behti Hai
 独立直後に数多く作られた、理想主義映画の代表作。心清らかな青年が盗賊団を改心させる物語。無垢な主人公に扮したラージ・カプールと主題歌の名旋律は、今もインドの人々に愛されている。

監督 ラードゥー・カルマカール
出演 ラージ・カプール、バドミニー
60年 182分


● 黒いダイヤ Kaala Patthar
 ブームを巻き起こしたスーパースター、アミターブ・バッチャンを初め6人の人気男女優が出演している、オールスターキャスト映画全盛期の作品。炭坑を舞台にしたドラマで、クライマックスの事故シーンは圧巻。

監督 ヤシュ・チョーブラー
出演 アミターブ・バッチャン
79年 170分


● Mr.インディア Mr India
 『女盗賊プーラン』のシェーカル・カプール監督のSFX娯楽大作。父の発明した装置を使い、透明人間となって悪と闘う青年のお話。絶頂期のスター女優シェリー・デーヴィが魅力的。178分。

監督 シェーカル・カブール
出演 アニル・カブール、シェリー・デーヴィ
87年 178分


● 1942・愛の物語 A Love Story
 インド独立の5年前、武力闘争に走るグループは、ある地方都市で英軍指揮官の暗殺を計画していた。その中で芽ばえる純愛と悲劇。愛国心に訴えるストーリーと、ヒロインの美しさが話題を呼んだ作品。

監督 ヴィドゥ・ヴィノード・チョーブラー
出演 アニル・カブール、ジャッキー・シュロフ
93年 150分


● カランとアルジュン Karan Arjun
 生まれ変わりをテーマにした、母子の情愛の物語。『ラジュー出世する』のシャー・ルク・カーンと、やはり人気男優であるサルマーン・カーンが共演している。ダイナミックで華麗な踊りと激しいアクションが見どころ。サーヴィス満点の174分。

監督 ラーケーシュ・ローシャン
出演 シャー・ルク・カーン、サルマーン・カーン
94年 174分


● 火 Aag
 俳優としてデビューし、本作で監督デビューしたラージ・カプール。“映画界のキング”と呼ばれ、インド映画をリードし続けた彼の代表作4本を上映。本作は、少年時代から芝居に魅せられていた男が、淡い初恋の相手だった幼友達の面影を追い求めながら次第に破滅に到る姿を描く。

監督 ラージ・カプール
出演 ラージ・カプール、ナルギス、カーミニー・コウシャル
48年 140分


● 雨季 Barsaat
 都会から山の避暑地にやってきた青年2人がそれぞれに恋をする。全編が歌で彩られ、その合間にストーリーが展開するこの映画の形式、トーキー化直後のインド映画のスタイルを思い出させるという。ミュージカルの経典のひとつに数えられる作品。

監督 ラージ・カプール
出演 ラージ・カプール、ナルギス、ブレームナート
49年 165分


● 私はピエロ Mera Naam Joker
 ラージ・カプールが自らの人生哲学を描きこんだオムニバス形式の大作。少年期、青年期、壮年期それぞれの出会いと別れが、老年期の達観へと結実するストーリーは感動的。挿入歌も大ヒットした。

監督 ラージ・カプール
出演 ラージ・カプール、パドミニー、スィミー・グレーワール
70年 180分


● ボビー Bobby
 インドのみならず輸出先の国々でもヒットを記録したインド版「ロミオとジュリエット」。定番の恋の物語に加えて、性描写の大胆さと、挿入歌の素晴らしさがこの映画を成功に導き、カプールの晩年を華やかなものとした。

監督 ラージ・カプール
出演 リシ・カプール、ディンバル・カバーディヤー
73年 170分