●エッセンシャル・キリング Essential Killing 『出発』('67年)『早春』('70年)などで知られるポーランド出身の名匠イエジー・スコリモフスキ監督。17年ぶりの監督作として話題になった『アンナと過ごした4日間』に続く最新作は、ヴィンセント・ギャロ主演のスケールの大きな逃走劇。ヴェネチア国際映画祭では、審査員特別賞、主演男優賞をW受賞。哲学的な深みと、息をつかせぬノンストップ・アクションに圧倒される、壮絶な傑作だ。 イスラムの兵士らしき男・ムハンマド(V・ギャロ)は、アフガニスタンで米軍の捕虜となった。しかし移送中思いがけないアクシデントが発生し、ただ一人逃亡することになる。どこまでも続く深い森。上空にはヘリが旋回し、追っ手がせまる。木の実や蟻を食べ、道行く人を襲い、ひたすら逃げ続ける男。その姿は、いつしか生きることの根源的な在り様となって、見る者にせまる。怒濤の83分! |
2011 10/15(土) 〜10/21(金)
10/22(土) 〜10/28(金)
10/29(土) 〜11/4(金)
前売券 ※前売券販売は10/14(金)までです。 一 般 1400円 大学生 1400円 会 員 1200円 当日券 一 般 1700円 大学生 1500円 シニア 1000円 中高予 1200円 会 員 1300円 |
監督・製作・脚本 イエジー・スコリモフスキ
製作・脚本 エヴァ・ピャスコフスカ
音楽 パヴェウ・ミキーティン
撮影 アダム・シコラ
美術 ヨアンナ・カチンスカ
編集 レーカ・レムヘニュイ
録音 ロバート・フラナガン
衣装 アンネ・ハムレ
メイク バーバラ・コンウェイ
ヘアスタイリスト ガブリエラ・ネーメト
プロデューサー ジェレミー・トーマス / アンドリュー・ロウ
製作補 イングリッド・リル・ヘグトゥン / エド・ギニー / ヨーゼフ・バーガー
出演 ヴィンセント・ギャロ、エマニュエル・セニエ、ザック・コーエン、イフタック・オフィア、ニコライ・クレーヴェ・ブロック、スティング・フローデ・ヘンリクセン、デヴィッド・F・プライス、トレイシー・スペンサー・シップ、クラウディア・カーカ、ダリユシュ・ユジュン 他
2010年 83分