●タケオ ─ダウン症ドラマーの物語─ 新倉壮朗(通称タケオ)。1986年、ダウン症児として生まれる。11歳のとき、セネガルの伝統打楽器サバールと出会ったことで音楽の魅力に引き込まれ、今では年間20回近くにのぼるコンサートでエネルギッシュな演奏を披露している。この映画は、彼が念願だったセネガルを訪ねたときの映像を中心に、幼少期から現在にいたるまでの様々な演奏風景などを折り込んで、タケオが音楽と一緒に成長してきた過程を描くドキュメンタリー。 セネガルのシーンでは、海辺で開かれるワークショップや、タケオの才能を認めた国宝級のサバール奏者との出会いとともに、生活の中にある音楽がリアルにとらえられていて、楽しさ満点。また、タケオを見守り、力づけてきた母の語る言葉も胸をうつ。 監督は、本作が初監督となる常田高志。「映像グループ ローポジション」が、『犬と猫と人間と』に続いて製作した、良質のドキュメンタリーだ。76分。 |
2011 11/5(土) 〜11/11(金)
当日券 一 般 1500円 大学生 1400円 シニア 1000円 中高予 1200円 会 員 1200円 |
監督 常田高志
プロデューサー 榊正昭
撮影 常田高志、長村麻里子、新倉書子、榊正昭
ナレーション 常田富士男
上映プロデューサー 飯田基晴
広報 中島多恵
題字・イラスト 新倉壮朗
出演 新倉壮朗、ドゥドゥ・ンジャエ・ローズ、ワガン・ンジャエ・ローズ
2011年 76分