●明りを灯す人 SVET-AKE 長編第一作『あの娘と自転車に乗って』(1998年)で鮮烈な印象を残した、キルギスを代表する映画監督アクタン・アリム・クバト。前作『旅立ちの汽笛』(2001年)以来、約10年ぶりとなる待望の新作が公開される。本作の主人公は、小さな村の電気工。村人の幸福を願う彼の活躍が、民族色豊かな生活の描写とともに描かれる。 村人達から“明り屋さん”と呼ばれる男は、今日もアンテナの調節や電気の修理で大忙しだ。時には、貧しい家に無料で電気を使えるように細工して、村長から叱られることもある。彼の夢は、自作の風車を使って村中の電気をまかなうこと。しかし、キルギスの政治的混乱が、穏やかな時間が流れるこの村にも、変化を引き起こす……。豊かな生活に欠かせない“電気”をモチーフに、人間にとって本当に必要なものは何かを問う、珠玉の80分。 |
2011 12/3(土) 〜12/9(金)
12/10(土) 〜12/16(金)
前売券 ※前売券販売は12/3(金)までです。 一 般 1400円 大学生 1400円 会 員 1200円 当日券 一 般 1700円 大学生 1500円 シニア 1000円 中高予 1200円 会 員 1300円 |
監督・脚本 アクタン・アリム・クバト
脚本 タリプ・イブライモフ
撮影 ハッサン・キディラリエフ
録音 バキト・ニヤザリエフ
編集 ピーター・マルコヴィッチ
音楽 アンドレ・マシアス
出演 アクタン・アリム・クバト、タアライカン・アバゾバ、アスカット・スライマノフ、アサン・アマノフ、スタンベック・トイチュバエフ 他
2010年 80分