●アンダー・コントロール Unter Kontrolle 福島第1原発の事故後、いち早く自国の原発全廃を決定した国・ドイツから、1本のドキュメンタリー映画がやってきた。同国内の原発や関連施設を、3年の歳月をかけて撮影した力作だ。 本作が長編第1作となるフォルカー・ザッテル監督は、言葉による説明を必要最小限にとどめ、ひたすら映像を積み重ねていく。滅多に見ることが出来ない原子炉建屋内部、精密機器がところ狭しと並ぶ操作室、そして巨大な廃墟となった原発の解体作業。まるでその場に居合わせるかのような臨場感と、息を呑むような美しさに満ちた映像の連続だ。中には数千億円を投入しながら稼動前に中止となり、今では遊園地となったシュールな施設も登場する。それらを通して映画は静かに問いを投げかける。我々の進む道は何処へ向かっているのかと……。圧巻の98分。(デジタル上映) 1/21(土) 16:00 上映後にトークショー開催! <映画から考える原発のない未来> お話し:河田昌東さん(チェルノブイリ救援・中部 理事) ※映画との入替はありません。 |
2012 1/21(土) 〜1/27(金)
1/28(土) 〜2/3(金)
前売券 ※前売券販売は1/20(金)までです。 一 般 1400円 大学生 1400円 会 員 1200円 当日券 一 般 1700円 大学生 1500円 シニア 1000円 中高予 1200円 会 員 1300円 |
監督・脚本 フォルカー・ザッテル
2011年 98分