●ブリューゲルの動く絵 The Mill and the Cross 16世紀ネーデルランドを代表する偉大な画家ピーテル・ブリューゲル。その代表的傑作《十字架を担うキリスト》を題材にした映画が誕生した。まるで絵画の中を周遊するかのような、めくるめく映像で見る者を魅了する、体感型アート・ムービーだ。 ブリューゲルの《十字架を担うキリスト》は、ゴルゴダの丘に向かうキリストの受難の物語を、16世紀のフランドルに舞台を移して描いた作品。絵には数百人の人間が描かれているが、本作では、その中の十数人にスポットを当て、彼らの当時の生活と聖書の物語を、イメージ豊かに織り上げていく。ブリューゲル(ルトガー・ハウアー)、ブリューゲルの友にして最大の理解者ヨンゲリンク(マイケル・ヨーク)、そしてキリストの運命を嘆く聖母マリア(シャーロット・ランプリング)。彼らを通して、16世紀の民衆の日々を描くうち、映画は、この名画に秘められた意味をも解き明かしていく……。96分。 |
2012 2/25(土) 〜3/2(金)
3/3(土) 〜3/9(金)
3/10(土) 〜3/16(金)
前売券 ※前売券販売は2/24(金)までです。 一 般 1400円 大学生 1400円 会 員 1200円 当日券 一 般 1700円 大学生 1500円 シニア 1000円 中高予 1200円 会 員 1300円 |
監督・製作・脚本・撮影監督・音楽 レフ・マイェフスキ
脚本 マイケル・フランシス・ギブソン
製作総指揮 アンゲルス・シレジウス
共同プロデューサー フレディ・オルソン
ラインプロデューサー マウゴジャータ・ドミン
撮影監督 アダム・シコラ
衣装デザイン ドロタ・ロクエプロ
美術 カタジーナ・ソバンスカ、マルセル・スラヴィンスキ
メイク・デザイン ダリウス・クリシャック、モニカ・ミロフスカ
音楽 ヨゼフ・スカルツェク
編集 エリオット・エムス、ノルベルト・ルジク
助監督 クシシュトフ・ウカシェヴィチ、ドロタ・リズ
出演 ルトガー・ハウアー、シャーロット・ランプリング、マイケル・ヨーク 他
2011年 96分