●カレ・ブラン Carre Blanc それほど遠くもない世界。十代のフィリップは、食肉加工工場で働く母と住む集合住宅の移民系住民である。しかし、街頭のスピーカーからは市民の妊娠と出産報告とセックスの奨励、そして木槌でボールを叩くクロッケー試合の結果報告が放送され続けている。そして、母の工場から出荷されるのは人肉だった……。『時計じかけのオレンジ』『ソイレント・グリーン』などディストピアSFの歴史を塗り替えるフレンチSFの傑作として高く評価されたジャン=バティスト・レオネッティの驚異のデビュー作。近未来SFが描く恐怖とは、すでにどこかで始まっているかもしれない錯覚そのものであり、不可視なその接近速度をみごとに映し出していく。80分。 |
2013 6/22(土) 〜6/28(金)
6/29(土) 〜7/5(金)
前売券 ※前売券販売は6/21(金)までです。 一 般 1400円 大学生 1400円 会 員 1200円 当日券 一 般 1700円 大学生 1500円 シニア 1000円 中高予 1200円 会 員 1300円 |
監督・脚本・製作 ジャン=バティスト・レオネッティ
製作 ベンジャマン・マムー
製作総指揮 カミーユ・アヴァール・ブルドン
撮影 デヴィッド・ニッセン
美術 ノエル・ヴァン・パリクス
衣装デザイン ニコル・フェラーリ
編集 エリック・ジャクマン、アレックス・ロドリゲス
音響 エドガー・ヴィダル
音楽 エヴゲニ・ガルペリン
出演 サミ・ブアジラ、ジュリー・ガイエ、ジャン=ピエール・アンドレアーニ、フェイリア・ドゥリパ、ヴァレリー・ボドソン、カルロス・レアル、ドミニク・パチュレル、マジッド・イヴ、アデル・エグザルチョプロス 他
2011年 80分