●タリウム少女の毒殺日記 雨宮処凛の存在を世に知らしめた『新しい神様』で、現代ニッポンの現在性そのものを鮮やかすぎるほど鮮やかに切り取ってみせた、ビデオアクティヴィスト土屋豊。実際にタリウムで母親を毒殺しようとした女子高生の事件をベースに、壮絶なイジメや身体性の喪失感などが重層的に描かれ、前作『PEEP “TV” SHOW』と同様に、インターネットコミュニティが現実を浸食する。2012年の第25回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門で作品賞を受賞した。主人公倉持由香が唱える「観察するぞ」のセリフが呪詛のようにこだまする82分。 |
2013 8/24(土) 〜8/30(金)
当日券 一 般 1500円 大学生 1400円 シニア 1000円 中高予 1200円 会 員 1200円 |
監督・脚本・編集 土屋豊
撮影 飯塚諒
制作 太田信吾、岩淵弘樹
メイク 花井麻衣
助監督 江田剛士
出演 倉持由香、渡辺真起子、Takahashi、古舘寛治 他
2012年 82分