●笹の墓標 第二次大戦中の北海道でダム建設や鉄道工事に携わり、命を落とした犠牲者たち。多くは朝鮮人労働者で、重労働の末に息をひきとった者は、近くの土中に埋められ、戦後もそのまま放置された。本作は、彼らの遺骨を発掘し、遺族に届けようとする若者達の15年間の活動を追ったドキュメンタリー。監督は『ラブ沖縄@辺野古@高江』の藤本幸久と影山あさ子。 ●第一章 朱鞠内 1997年。日本と韓国、在日コリアンの若者が集まり、発掘作業が始まる。すぐに仲良くなれると思われた日韓の若者の間に、意見の対立が起こり……。臨場感溢れる114分。●第二章 浅茅野 考古学の専門家の参加を得て、丁寧に進められる発掘。続々と現れる人骨は、当時、彼らがどのように死を迎えたかを雄弁すぎるほど雄弁に語る。驚愕の98分。 ●第三章 遺族 若者達は、遺骨を返すために手がかりを探し、遺族や強制連行の体験者を訪ねていく。長い道のりを経て、4体の遺骨が遺族のもとへ返るが……。旅に伴走する109分。 ●第四章 未来へ 97年以来続いてきた日韓の若者達による遺骨発掘とその返還作業。参加者は誰もが、ともに平和な未来を築こうと願うが、時代は閉鎖的な社会へと移り……。今を問う121分。 ●第五章 私たち 炭鉱で働かされ、人知れず葬られた遺骨を発掘するため、再び集まった若者達。かつての若者も父となり母となった。しかし彼らの旅は終わらない。感動の107分。 藤本幸久監督 舞台挨拶!! 11月2日から4日までの3日間、第一部上映終了後に連日舞台挨拶をしていただく予定です。 |
2013 11/2(土) 〜11/8(金)
前売券(5章券のみ・期間内有効) ※前売券販売は11/1(金)までです。 3000円均一 当日券 5章券・期間内有効 4000円均一 1章券 一 般 1500円 大学生 1400円 シニア 1000円 中高予 1200円 会 員 1200円 |
監督・撮影 影山あさ子
監督・プロデューサー・撮影 藤本幸久
撮影 小寺卓矢
撮影・編集 栗原良介
撮影協力 宮崎利春、山崎耕太
音楽 川端潤
歌 趙博
題字 殿平善彦
2013年 合計9時間9分