●ハンナ・アーレント Hannah Arendt 『鉛の時代』『ローザ・ルクセンブルク』などで知られるマルガレーテ・フォン・トロッタ監督の最新作。「全体主義の起源」等の著作で名高いドイツ系ユダヤ人の哲学者H・アーレントの生涯を描いた、渾身の傑作だ。 60年代初頭。大戦中に祖国を離れ、戦後も米国にとどまり執筆活動を続けていたハンナ・アーレント(バルバラ・スコヴァ)は、ナチス戦犯アイヒマンの裁判を傍聴し、「ザ・ニューヨーカー誌」にレポートを書くことになる。イスラエルでの裁判に立ち会った彼女は、アイヒマンが凶悪な怪物ではなく、命令に従っただけの平凡な人間で、反ユダヤ思想の持ち主でさえないと感じる。そうして発表されたレポートは、大反響を巻き起こし、編集部には抗議の電話が殺到する。旧友や大学の同僚からも裏切り者と非難され、完全に孤立するアーレント。彼女を支えるのは、愛する夫と2人の親友だけになるが……。114分。 |
2014 2/1(土) 〜2/7(金)
2/8(土) 〜2/14(金)
前売券 ※前売券販売は1/31(金)までです。 一 般 1400円 大学生 1400円 会 員 1200円 当日券 一 般 1700円 大学生 1500円 シニア 1000円 中高予 1200円 会 員 1300円 |
監督・脚本 マルガレーテ・フォン・トロッタ
脚本 パム・カッツ
製作 ベッティナ・ブロケンバー、ヨハネス・レキシン
共同製作 バディ・ミンク、アレクサンダー・デュンライヒャー・イヴァンシーニュ、アントワーヌ・ド・クレアモン=トネール、ソフィ・デュラック、ミシェル・ザナ、デヴィッド・シルバー
撮影 カロリーヌ・シャンプティエ
キャスティング スザンネ・リッター
美術 フォルカー・シェイファー
衣装 フラウケ・フィルル
メイク・ヘア アストリッド・ウェーバー
編集 ベッティナ・ベーラー
音楽 アンドレ・マーゲンターラー
録音 ミヒャエル・ブッシュ
音響 グレッグ・ヴィットーレ
出演 バルバラ・スコヴァ、 アクセル・ミルベルク、 ジャネット・マクティア、 ユリア・イェンチ、 ウルリッヒ・ノエテン、 ミヒャエル・デーゲン、 ニコラス・ウッドソン、 サーシャ・レイ、 ヴィクトリア・トラウトマンスドルフ、 クラウス・ポール、 フレデリック・ベヒト、 ミーガン・ゲイ、 トム・レイク、 ハーヴェイ・フリードマン 他
2012年 114分